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倉敷スイートホスピタル リウマチセンター

【岡山県】医療法人和香会倉敷スイートホスピタル リウマチセンターチーム医療で実現する関節リウマチの集学的治療

医療法人和香会倉敷スイートホスピタル 副院長/リウマチセンター長
棗田 将光 先生

施設概要

医療法人和香会倉敷スイートホスピタル

倉敷スイートホスピタルは,「重度障害者病床」「地域包括ケア病床」「一般病床」の3つの治療系統およびサービス付き高齢者住宅を備え,急性期・亜急性期・慢性期から在宅まで,医療・介護の地域支援に力を入れています.
リウマチセンターでは,患者様の立場になって関節リウマチ(RA)および関節の炎症性疾患に対峙し,内科・外科的治療のみならず,理学的治療や社会支援を含めたRAの集学的医療を行っています.

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RA医療への取組み

臨床と研究に邁進するRA医療チーム

倉敷スイートホスピタル・リウマチセンターは,関節リウマチ患者様を全人的にサポートすることを理念とし,多職種の専門分野スタッフ(リウマチ専門看護師・リウマチ専任理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療ソーシャルワーカー・診療情報管理士 等)によるチーム医療でRA治療に取り組んでいます.

スタッフのプロ意識は非常に高く,リウマチセンター・レクチャーミーティングという年4回の勉強会をはじめ,SWEETコホートを基に「日本リウマチ学会」「臨床リウマチ学会」「慢性期医療学会」で毎年研究結果を発表しています.200床規模の病院で,スタッフがこれほど積極的に演題発表をしている施設は少ないのではないかと自負しています.今後も,院内勉強会,講演会・学会等で見識や経験の研鑽を積み,RA患者様に満足していただける治療を提供できればと考えています.


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RAチーム医療:スタッフの立場から

登録リウマチケア看護師

登録リウマチケア看護師 浅野由珠子氏

医師と患者様をつなぐ役割.フットケアの開始でより深い関係性を.

看護師の役割の1つは,医師に患者様の情報をフィードバックすることです.看護師は患者様とお話しする機会が多いので,患者様の考えを代弁したり,さらに,家族関係や積極性等を見て「この患者様は自己注射ができそうですよ」と医師に提言することもあります.また合併症を抱えた患者様には,必要な検査や注意することを説明しています.
最近では,新しい試みでフットケアを取り入れ,靴の選び方や足を清潔に保つ方法を指導しています.足の変形状態を整形外科の先生にフィードバックして,手術に進んだ例もあります.このように,気付いたことをすぐに医師に提言できる環境は当センターの強みであり,チーム医療に重要な意味を持つと考えます.

医療ソーシャルワーカー

医療ソーシャルワーカー社会福祉士 井川弓子氏

3割負担の患者様に医療費助成の情報を確実にお伝えしていきたい

関節リウマチ(RA)の患者様は,社会的・経済的な問題や治療・薬剤に関する心配事を抱えています.しかし問題があっても,医師や家族に気兼ねしてなかなか相談できないという患者様もいらっしゃいます.そのような時に,相談相手として患者様に頼られる存在になれるよう努めています.

現在,特に相談が多いのは医療費3割負担の40〜60歳の方で,相談件数の6割以上を占めています.行政サービスの紹介もしていますが,サービスが円滑に継続できるよう申し送りを徹底し,窓口の担当者名を伝える等の工夫をしています.そのような試みや成果を学会で発表し,医療ソーシャルワーカーの仕事を確立してチーム医療に貢献していきたいと日々研鑽をつんでおります.

理学療法士

理学療法士 藤田慎一朗氏

患者様の病状を正しく把握したうえで,個別のリハビリプログラムを提供

理学療法士は患者様と関わる時間が長い職種です.20〜40分のリハビリの中で,疾患について相談や質問をされることもあります.その場面では幅広い知識が必要になりますが,研究会や学会に参加し,最新の知識を得ることで,よりコアな内科的な薬物療法や整形外科的な手術療法など,様々な患者様のご相談や質問にも応えられるようになりました.薬物療法の進化に伴い,生活指導等の基礎療法が前提ではありますが,痛みや腫脹・検査データ等から病状を把握し理解した上で,個々の患者様に合ったより積極的な運動療法に取り組んでいます.さらに,患者様の状態を見て気付いたことがあれば,治療について医師と検討することもあります.これは,自分の意見を臆することなく言える環境があるお陰で,モチベーションの向上にも繋がっています.今後は,県内・県外の病院とも連携,情報交換をして,さらにスキルアップしていきたいと考えています.

診療情報管理士

診療情報管理士 山本渉氏

患者情報の管理を一括して行い,チームに還元し,医療の向上を図る

カルテ・看護記録・検査記録を患者様ごとに管理することと,診断群分類別包括評価(DPC)のためのコーディングが診療情報管理士の主な業務です.
当センターでは,診療情報管理士も合同カンファレンスに参加し,患者様の病状をきちんと把握します.そのうえで,必要な情報を最適な形で引出し,医療職のスタッフに提供し,患者様の医療の質の向上に貢献しています.

チーム医療の中で患者様の情報を共有する際,多職種同士を繋ぐ秘訣は,現場の状態を把握することです.一般に診療情報管理士は現場を知る機会は少ないのですが,当センターでは,垣根のないチーム医療のお陰で現場の状況を把握することができます.現場の要求を理解することで価値ある情報を提供し,また現場からフィードバックをいただくことで,データがどのように活用されているかがわかり,モチベーションアップにつながります.

電子カルテの情報を蓄積し,研究や診療に活用していただくことがわれわれの役割ですが,今後は,患者様にも有益な情報を還元するような方法を構築できれば,診療情報管理士の存在意義も大きいものになると考えています.

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生物学的製剤を用いたRA治療

生物学的製剤の登場以降,@臨床的寛解,A構造的寛解,B機能的寛解の3つが関節リウマチ(RA)治療のゴール(目標)とされています.当センターは,独自に確立した厳格な診療情報データベース(SWEETコホート)の治療成績を多角的に解析し,明確なエビデンスを積み重ねてRA治療の目標達成を目指しています.SWEETコホートを解析したRA治療成績では,生物学的製剤導入の患者様のうち30〜40%が寛解に至っています.しかし,種々の生物学的製剤治療にもかかわらず,手術を余儀なくされる患者様も少なくありません.当センターにおけるリウマチ関連手術は,常勤医と西田圭一郎先生(岡山大学医学部整形外科教室准教授)が執刀し,生物学的製剤使用下での手術の有効性と安全性について,全国レベルで臨床的・学術的に多くの実績を挙げています.さらに,医師を含めた多種職のスタッフでチーム医療(図1)を実践し,個々の患者様に集学的治療を提供できるように取り組んでいます.このようなRA治療の基本(図2)を銘記した上で,スタッフ全員がSWEETコホートのデータを基に積極的に学会・論文発表を行い,日々知識と技術の研鑽に努めています.


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今後の展望

当センターは,関節リウマチ(RA)治療を通して地域貢献に取り組み,患者様に多くの有益を還元することを目指しています.
RA治療は生物学的製剤の登場で大きく進歩し,多くのエビデンスが蓄積されています.ただし,ここで肝要なのは最新のエビデンスではなく,最新のエビデンスを獲得し,吸収し,自分のものにして,患者様のために発信する力です.各専門分野を担うスタッフがエビデンスを互いに吸収し,発信しあうことで,より深い理解が生まれ,患者様によりよい医療を提供することができると思います.それこそが地域中核病院のあるべき姿だと考えております.今後は,「リウマチセンター」という称号の意味を心に留め置き,情報発信基地としても,臨床発展基地としても,さらに地域貢献に努めたいと考えております.

定期的にリウマチセンター会議を開催.患者満足度向上を目指し,多職種で意見交換や情報共有を行っている.


整形外科の医師によるRA外科手術の様子
当センターでは,内科と整形外科の深い連携を図っている.
また,岡山大学整形外科教室の西田圭一郎准教授と連携し,関節温存術や人工関節術で関節機能回復とQOL向上を目指しています.


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病院のご紹介

2016年1月現在

名称 医療法人和香会 倉敷スイートホスピタル
所在地 岡山県倉敷市中庄3542番1
理事長 江澤 和彦
院長 松木 道裕
副院長
リウマチセンター長
棗田 将光
副院長・看護部長 森 祐子
事務部長 吉川 浩
病床数 196床(一般病床78床,地域包括ケア病床20床,一般病床(障害者施設等入院基本料)98床)
診療科目 ●内科●リウマチ科・リウマチセンター●糖尿病内科●内分泌・代謝内科●消化器内科●神経内科●呼吸器内科●胃腸内科●循環器科●小児科●アレルギー科●整形外科●脳神経外科●形成外科●外科●リハビリテーション科●泌尿器科●放射線科●歯科口腔外科
許可・承認 ◆基本診療料
一般病棟入院基本料〔15対1〕2階病棟(78床),地域包括ケア入院医療管理料1〔13対1〕2階病棟(20床),障害者施設等入院基本料〔10対1〕3階病棟(98床),診療録管理体制加算2,特殊疾患入院施設管理加算,看護配置加算,看護補助加算1,療養環境加算,療養病棟療養環境加算1,重症皮膚潰瘍管理加算,医療安全対策加算2,感染防止対策加算2,患者サポート充実加算,退院調整加算,救急搬送患者地域連携受入加算,総合評価加算,後発医薬品使用体制加算1,データ提出加算
◆特掲診療料
糖尿病合併症管理料,がん性疼痛緩和指導管理料,がん患者指導管理料1,がん患者指導管理料2,糖尿病透析予防指導管理料,小児科外来診療料,院内トリアージ実施料,夜間休日救急搬送医学管理料,外来リハビリテーション診療料,地域連携診療計画退院時指導料(T),がん治療連携指導料,薬剤管理指導料,医療機器安全管理料1,在宅療養支援病院,在宅時医学総合管理料及び特定施設入居時等医学総合管理料,在宅がん医療総合診療料,検体検査管理加算(U),CT撮影及びMRI撮影,外来化学療法加算1,無菌製剤処理料,脳血管疾患等リハビリテーション料(T),運動器リハビリテーション料(T),呼吸器リハビリテーション料(T),がん患者リハビリテーション料,集団コミュニケーション療法,医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6(歯科点数表第2章第9部の通則4を含む)に掲げる手術,脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術,胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術,腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)(医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術)輸血管理料U,特別の療養環境の提供,歯科外来診療環境体制加算,歯科治療総合医療管理料,在宅患者歯科治療総合医療管理料,CAD/CAM冠,クラウン・ブリッジ維持管理料
総職員数 250名
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棗田 将光 先生プロフィール

2014年12月現在

最終学歴
昭和60年
徳島大学医学部卒業
略歴
昭和60年


昭和63年
平成3年
平成20年
平成24年

平成25年
徳島大学医学部卒業
岡山大学医学部第三内科入局
尾道市立市民病院勤務
岡山大学医学部付属病院 第三内科医員
倉敷広済病院勤務
倉敷広済病院 副院長
8月より倉敷広済病院が倉敷スイートホスピタルに移転(名称変更)
倉敷スイートホスピタル副院長兼リウマチセンター長
5月より岡山大学医学部医学科臨床教授
所属学会・評議員 日本内科学会
日本リウマチ学会(評議員)
日本臨床リウマチ学会(評議員)
日本リウマチ財団(登録医)
日本感染症学会
日本臨床免疫学会
日本炎症再生学会
日本医師会(認定産業医)
免許・資格
昭和60年5月31日
平成4年6月11日
平成5年3月11日
平成5年12月31日
平成6年10月1日
平成6年12月16日
平成18年3月1日
平成19年1月1日
平成19年9月25日
第79回医師国家試験合格(医籍登録第293176)
日本リウマチ財団 リウマチ登録医(認定番号2655)
日本リウマチ学会 リウマチ専門医(認定番号1271)
岡山大学医学部 学位取得(博乙第2673)
日本内科学会 内科認定医(認定番号6736)
日本内科学会 総合内科専門医(認定番号3022)
日本リウマチ学会 リウマチ指導医(認定番号1271)
ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター(認定番号 ID2914号)
日本医師会 認定産業医(原簿0701819号)
教職歴
平成8年4月
平成25年5月〜
岡山大学医学部第三内科 非常勤講師
岡山大学医学部医学科 臨床教授

注釈:ヒュミラ®の添付文書に定める用法・用量は以下の通りです.

ヒュミラ®添付文書より(関節リウマチのみ抜粋)

効能・効果
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
効能・効果に関連する使用上の注意
(1)本剤の適用は,原則として既存治療で効果不十分な関節リウマチ患者に限定すること.ただし,関節の構造的損傷の進展が早いと予想される患者に対しては,抗リウマチ薬による治療歴がない場合でも使用できるが,最新のガイドライン等を参照した上で,患者の状態を評価し,本剤の使用の必要性を慎重に判断すること.
(2)本剤とアバタセプト(遺伝子組換え)の併用は行わないこと(「重要な基本的注意」の項参照
用法・用量
通常,成人にはアダリムマブ(遺伝子組換え)として40mgを2週に1回,皮下注射する.なお,効果不十分な場合,1回80mgまで増量できる.
安全性情報の詳細につきましては,製品添付文書をご参照ください.
製品基本情報「基本製品情報」ページへ
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