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- 適正使用に関するFAQ:特殊な患者への投与
適正使用に関するFAQは,ヒュミラ®を関節リウマチ患者に投与される際に,ご注意いただきたい点を中心に掲載しています.製品基本情報は,製品添付文書,インタビューフォーム,使用上の注意解説等をご参照ください.
(FAQの内容は,2009年1月現在の情報を基に作成されています.)
監修:東京医科歯科大学大学院 膠原病・リウマチ内科学 教授 宮坂信之
- B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアの患者への投与はできるか
- C型肝炎ウイルス(HCV)感染者への投与はできるか
- 非結核性抗酸菌感染患者への投与はできるか
- 結核の既感染者への投与はできるか
- うっ血性心不全患者への投与はできるか
- 脱髄疾患,悪性腫瘍を有する患者への投与はできるか
- 重度の腎機能低下患者への投与はできるか
- 高齢者への投与は可能か
- 妊娠を希望する患者への投与はできるか
- 結核について
- 細菌性肺炎について
- ニューモシスチス肺炎について
- B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアの患者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では,B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアの患者への投与について下記のように示しています.
【投与禁忌】
■ B型肝炎ウイルス(HBV)感染者に対しては,TNF阻害薬投与に伴いウイルスの活性化および肝炎悪化が報告されており,アダリムマブは投与すべきではない1).
1) Ann Rheum Dis 2006; 65: 983
- C型肝炎ウイルス(HCV)感染者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では、C型肝炎ウイルス(HCV)感染者への投与について下記のように示しています.
【投与禁忌】
■ C型肝炎ウイルス(HCV)感染者に対しては,一定の見解は得られていないが,アダリムマブ投与開始前に感染の有無に関して検索を行い,陽性者においては慎重な経過観察を行なうことが望ましい.
- 非結核性抗酸菌感染患者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では,非結核性抗酸菌感染患者への投与について下記のように示しています.
【投与禁忌】
■ 非結核性抗酸菌感染症に対しては有効な抗菌薬が存在しないため,同感染患者にはアダリムマブを投与すべきでない.
- 結核の既感染者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では,結核の既感染者への投与について下記のように示しています .
【投与禁忌】
■ 結核の既感染者.ただし,本剤による利益が危険性を上回ると判断された場合には,必要性およびリスクを十分に評価し,慎重な検討を行った上で本剤の開始を考慮する.
- うっ血性心不全患者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では,うっ血性心不全患者への投与について下記のように示しています .
【投与禁忌】
■ NYHA分類III度以上のうっ血性心不全を有する.II度以下は慎重な経過観察を行う.
- ※NYHA(New York Heart Association)心機能分類(1964年)
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I 度: 心臓病を有するが,自覚的運動能力に制限がないもの II 度: 心臓病のため,多少の自覚的運動能力の制限があり,通常の運動によって疲労・呼吸困難・動悸・狭心痛等の症状を呈するもの III 度: 心臓病のため,著しい運動能力の制限があり,通常以下の軽い運動で症状が発現するもの IV 度: 心臓病のため,安静時でも症状があり,最も軽い運動によっても,症状の増悪がみられるもの
- 脱髄疾患,悪性腫瘍を有する患者への投与はできるか
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「日本リウマチ学会 関節リウマチ(RA)に対するアダリムマブ使用ガイドライン」では,脱髄疾患,悪性腫瘍を有する患者への投与について下記のように示しています.
【投与禁忌】
■ 悪性腫瘍、脱髄疾患を有する.
- 重度の腎機能低下患者への投与はできるか
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禁忌にはなっていませんが,使用に関するエビデンスがありませんので,推奨できません.
有益性が危険性を上回ると判断する場合にのみ慎重に使用してください.
なお,本剤は腎排泄型ではありませんので,薬物動態への影響は少ないと考えられます.
- 高齢者への投与は可能か
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慎重に投与してください.
高齢者において重篤な有害事象の発現率の上昇が認められています.また,一般に高齢者では生理機能(免疫機能等)が低下していますので,十分な観察を行い,感染症等の副作用の発現に留意してください.
- 妊娠を希望する患者への投与はできるか
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避けることが望ましいです.
TNF阻害薬の胎盤,乳汁への移行が確認されており,胎児あるいは乳児に対する安全性は確立されていないため,アダリムマブ投与中は妊娠,授乳は回避することが望ましいです.ただし現時点では動物実験及びヒトへの使用経験において,児への毒性及び催奇形性の報告は存在しないため,意図せず胎児への曝露が確認された場合は,ただちに母体への投与を中止して慎重な経過観察のみ行うことを推奨します.
- 結核について
- 細菌性肺炎について
- ニューモシスチス肺炎について
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