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細菌性肺炎:細菌性肺炎の危険因子

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関節リウマチ患者において入院に至った肺炎の発症危険因子として,1ステロイド薬(プレドニゾロン)服用,2年齢,3慢性呼吸器疾患,4糖尿病,5HAQ(日常動作評価)などが挙げられます(表1).これを関節リウマチ治療薬剤別に比較したところ,プレドニゾロンで有意にリスクが高いことが認められており,また,用量依存的にリスクは高くなりました(表2).ステロイド薬は少量でもリスクがあることから,抗TNFα製剤の使用においてステロイド薬と併用する場合,細菌性肺炎を発症する可能性が高くなることを念頭に置く必要があります.その他の危険因子に関しても十分考慮した上で経過観察を行ってください.

表1.入院に至った肺炎の発症危険因子
危険因子 ハザード比 p値 95%信頼区間
プレドニゾロン 1.7 <0.001 1.5-2.0
年齢(10歳ごと) 1.3 <0.001 1.2-1.4
慢性呼吸器疾患 2.9 <0.001 2.3-3.4
糖尿病 1.5 <0.001 1.2-1.9
HAQ(0〜3) 1.5 <0.001 1.3-1.7
既治療DMARDs及び生物学的製剤剤数 1.1 0.020 1.0-1.1

Wolfe F, et al. Arthritis Rheum. 2006 ; 54(2): 628-634.(一部改変)

表2.関節リウマチ治療薬剤別肺炎の危険因子のリスク
治療薬 ハザード比 p値 95%信頼区間
*プレドニゾロン(≦5mg/日) 1.7 <0.001 1.4-2.1
*プレドニゾロン(>5〜10mg/日) 2.9 <0.001 2.3-2.7
*プレドニゾロン(>10mg/日) 3.1 <0.001 2.2-4.3
レフルノミド 1.2 0.062 1.0-1.5
インフリキシマブ 1.1 0.322 0.9-1.4
アダリムマブ 1.1 0.747 0.6-1.9
メトトレキサート 1.0 0.927 0.8-1.2
ヒドロキシクロロキン 0.9 0.481 0.7-1.2
エタネルセプト 0.8 0.107 0.6-1.1
スルファサラジン 0.7 0.072 0.5-1.0

RA患者(n=16,788)を,半年ごとに3.5年間調査(多変量解析)(*は単変量解析)
Wolfe F, et al. Arthritis Rheum. 2006 ; 54(2): 628-634.

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