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細菌性肺炎:細菌性肺炎の症状と診断

典型的には急速に出現する発熱,咳嗽,膿性痰,全身倦怠,胸痛,食欲不振,呼吸困難などを呈し,末梢血白血球数増加,CRP陽性,ESR(赤沈値)亢進などの検査所見,胸部X線写真上に異常陰影を呈します.重篤感が強く,高熱や食事摂取不良により脱水症状がみられやすくなり,また菌血症から敗血症に至るとショック,急性呼吸促迫症候群,多臓器不全などを併発する場合もあります.一般に高熱が認められますが,高齢者やステロイド薬服用中の症例などでは,発熱を認めないことがあります.診断には,肺結核,院内肺炎,日和見肺炎,閉塞性肺炎,嚥下性肺炎,慢性下気道感染症の急性増悪などと鑑別する必要があります.

図.肺炎の診断
表1.入院に至った肺炎の発症危険因子

日本呼吸器学会に関するガイドライン作成委員会.
「呼吸器感染症に関するガイドライン」成人市中肺炎診療ガイドライン,2005, p7.

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