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結核:抗結核薬の予防投与

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抗TNFα製剤のこれまでの投与症例報告からは,胸部X線写真で治癒所見あるいは不活動性所見を持つ患者に対する抗結核薬の予防効果が認められており,確実な服薬によりさらに効果は向上します().これらにより予防投与は重要であると考えられ,画像診断で問題のない症例をも含めて,「結核発病患者との接触歴あり」「発赤20mm以上」「硬結あり」「異常陰影あり」など結核の既感染が疑われる場合には,抗結核薬の予防投与を行うことが薦められます).抗TNFα製剤投与開始3週間前よりイソニアジド(INH)内服(原則として300mg/日,低体重者には5mg/kg/日に調整)を6〜9ヵ月行うことが効果的と考えられています.

表.治癒所見あるいは不活動性所見を持つ患者に対する抗結核薬の予防効果
  対象者数 5年間の発病数 発病率 発病防御率
プラセボ群 6,990人 97人 14.3‰ 0%
INH12週群 6,956人 76人 11.3‰ 21%
INH24週群 6,965人 34人 5.0‰ 65(69)%
INH52週群 6,919人 24人 3.6‰ 75(93)%

(カッコ内はGoodコンプライアンスの患者に限定した場合)
IUAT Committee on prophylaxis. Bull World Health Organ 1982; 60: 555-564.

図.推奨される抗TNFα製剤投与時の結核予防対策
図.推奨される抗TNFα製剤投与時の結核予防対策

*抗TNFα製剤投与に先立つ3週間,抗結核薬(INH など)の投与を行い,以後も計6〜9ヵ月間並行して投与
渡辺彰.リウマチ科.2007;37(4):356-364.(一部改変) 

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