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結核:結核に関する抗TNFα製剤の投与上の注意

抗TNFα製剤の免疫能低下により,結核発症あるいは再燃のリスクが高まる可能性はあります.しかし,投与前のチェックや処置,投与後の経過観察で,最小限に抑えることは不可能ではありません.

抗TNFα製剤の投与前の注意点

  • 十分な問診,ツベルクリン反応,胸部画像診断を必ず行ってください(参照).CT 検査も有用ですので,極力撮影することが望ましいです.
  • 胸部画像の読影は,呼吸器専門医あるいは放射線専門医を含めたダブルチェック体制をとることが重要となります.
  • 結核既感染者及び疑わしい患者には抗結核薬の予防投与を行ってください(参照).
  • 活動性結核が認められた場合は,専門医との連携のもと治療を行い(参照),完治した上で抗TNFα製剤の投与を考慮してください.

抗TNFα製剤の投与後の注意点

  • 肺結核(参照)及び肺外結核(参照)の症候に十分注意し観察を行ってください.

ヒュミラ®添付文書より

抗TNFα製剤の投与前にツベルクリン反応等の検査が陰性の患者においても,投与後活動性結核があらわれることがあるため,抗TNFα製剤投与中は結核の症状の発現に十分注意してください.

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